公的年金とは?

 

そもそも公的年金とはどのようなものでしょうか?

 

社会保障制度の1つである公的年金は20歳になったら必ず加入することとなっており、60歳まで任意に止めることは出来ない制度となっています。

 

こう書くと年金制度とは何か押し付けられているように感じられるかもしれませんがそうではありません。

 

年金には将来の老後の収入の支えとなる老齢年金、障害を持っている方の収入の支えとなる障害年金、遺族の方の収入の支えとなる遺族年金の主として3つがあり、これを国が社会保障制度として運営を行っています。

 

この年金制度が存在しない場合はどうなるでしょうか?

 

こうした制度が存在しない場合は、基本的に自分自身や家族・親族間において生活を支えていかなければならないことになります。

 

そうした支えの一助となるのが現在の世代間扶養の考え方に基づく国が運営する年金制度ということになり、民間企業等ではこうした制度を運営することは現実的ではありません。

 

年金を受け取っている方は自らの補償として、年金保険料を支払っている方は将来への備えとして非常に重要なものであり、年金に対する理解が不十分であることは様々な面で影響が及ぶこととなります。

 

「年金は難しそう」「年金はよく分からない」と避けるのではなく、一度ゆっくりと年金について考える機会を設けることは、自分の将来に役立つものであると考えております。