カテゴリ:2017年7月



2017/07/31
 老齢基礎年金の繰上げ請求についての注意点は次のような点も挙げられます。 ⑤年金選択関係による不利益や請求不可となる不利益  老齢基礎年金の繰上げ請求とは65歳到達前に請求しますので、65歳前に遺族給付や障害給付の受給権を得た場合には、繰上げ支給の老齢基礎年金と発生した遺族給付や障害給付との何れかの選択関係に発展することがあります。...
2017/07/30
 老齢基礎年金の繰上げ請求についての注意点は次のような点も挙げられます。 ③寡婦年金が失権する  配偶者の死亡により寡婦年金の受給権が発生することがありますが、この寡婦年金は60歳から65歳までの有期年金であるため、老齢基礎年金の繰上げ請求をすると老齢基礎年金の受給に関しては65歳とみなされることと関連し寡婦年金が失権します。...

2017/07/29
 老齢基礎年金の繰上げ請求を行うと一生減額された老齢基礎年金を受給することとなり、後に撤回して元に戻すことが出来ないことは既に触れた通りですが、老齢基礎年金の繰上げ請求においては更に以下の点において注意を要します。 ①国民年年金の任意加入が不可となる...
2017/07/28
 国民年金から支給される老齢年金を老齢基礎年金といいますが、この老齢基礎年金の受給開始年齢は法律で支給開始年齢が65歳と定められており本来は65歳前に受給することは出来ませんが、65歳前に老齢基礎年金を受給することを希望して老齢基礎年金を請求することは可能であり、この請求方法を老齢基礎年金の繰上げといいます。...

2017/07/27
国民年金には国民年金第3号被保険者が存在しますが、国民年金第3号被保険者は国民年金第2号被保険者の被扶養配偶者である必要があります。...
2017/07/26
国民年金には振替加算という制度があり、老齢(障害)厚生年金または退職(障害)共済年金等の配偶者加給年金額の対象となっていた方について、65歳到達時に支給される老齢基礎年金に加算され支給されます(例外的に振替加算のみの老齢基礎年金もあります)。...

2017/07/25
国民年金制度においては、20歳から60歳までの強制加入期間において国民年金保険料を納めなければなりませんが、国民年金保険料に一定額を上乗せして納めることによって年金額を増やすことが出来る制度が存在します。...
2017/07/24
国民年金保険料(厚生年金保険料)を25年以上【平成29年8月1日以降は10年以上】納めた場合は、国民年金制度からは老齢基礎年金という全国民共通の老齢年金を65歳から受給することができますが、この老齢基礎年金額には満額(フルペンション)という考え方があります。...

2017/07/23
国民年金については20歳から60歳までの期間は強制加入となっており、加入を免れることが出来ないことは既に触れた通りです。 この国民年金の強制加入期間は40年(480月)となっていますが、40年間分被保険者として加入したからといって強制加入義務を免れるわけではありません。...
2017/07/22
通常、国民年金保険料の申請免除は申請時点から適用となりますが、申請が遅れた場合は遡及して申請することも可能となっており、申請が認められた場合は2年1ヶ月前に遡って保険料免除期間とすることが出来ます。  これは申請免除に限らず、学生納付特例期間や若年者納付猶予期間であっても同様に申請が認められれば2年1ヶ月前に遡及することも可能です。...

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