2017/10/28
 遺族年金を併給する場合でも、当該受給者が受給している年金が昭和61年3月以前の旧法による年金であるか昭和61年4月以後の新法による年金であるかによって併給の内容は以下のように異なってきます。 1.新法遺族厚生年金と新法老齢基礎年金、新法老齢厚生年金...
2017/10/27
 遺族年金は65歳前は1人1年金が原則ですのでいずれかの年金を選択受給することになりますが、65歳以降は同一支給事由でなくとも併給が可能となっています。  但し、「併給出来る」という意味は全ての年金を一緒に受け取れるという意味ではありません。...

2017/10/26
 遺族年金を受け取る場合であっても、どのように遺族年金を受け取るかについては人それぞれの状況によって異なります。  まず、65歳前に遺族年金を受給する場合は、その他に老齢年金や障害年金等の他の年金の受給権がある場合であっても、1人1年金の原則からいずれかの年金の選択受給となります。...
2017/10/25
 中高齢寡婦加算は40歳以上の妻が受給することになりますが、加算が行われるのは65歳までの期間となります。...

2017/10/24
 中高齢寡婦加算とは、年齢が40歳以上の妻に対し、原則として夫が20年以上の厚生年金被保険者期間を有していた場合に加算されます。...
2017/10/23
 遺族厚生年金には短期要件と長期要件があります。  短期要件とは一言でいえば本来必要な25年以上の年金加入期間がなくても受給権が発生する要件であり、長期要件とは原則通り必要である25年以上の年金加入期間がある場合に受給権が発生する要件となります。...

2017/10/22
4.老齢厚生年金または退職共済年金受給権者の死亡  前回までの1~3を短期要件といい、こちらの要件を長期要件といいます。  長期要件に該当する場合はそれだけで遺族厚生年金の支給対象となり、保険料納付要件が問題となることはありません。...
2017/10/21
2.厚生年金被保険者期間中に初診日のある傷病での初診日から5年以内の死亡  1のように厚生年金被保険者期間中の死亡でなかった場合であっても、厚生年金被保険者期間中にその死亡原因傷病の初診日があり、その初診日から5年以内の死亡である場合には遺族厚生年金の支給対象となりえます。...

2017/10/20
 遺族厚生年金が支給されるためには、死亡した方が次の何れかの要件を満たしている必要があります。 1.厚生年金被保険者であったときの死亡  厚生年金保険に加入している厚生年金被保険者期間中に死亡した場合には遺族が遺族厚生年金の支給対象となる可能性があります。...
2017/10/19
 遺族厚生年金を受給するためには前記の何れかの支給該当者である必要がありますが、支給対象者となるためには死亡した方によって生計を維持されていた遺族であることが要件となっています。  生計維持要件としては、年収850万円以上の収入を将来にわたって有する場合は対象とならないことになっています。...

さらに表示する