ねんきん定期便とは?

ねんきん定期便とは平成21年4月より始まった制度であり、毎年、誕生日になると年金加入記録の確認等の様々な案内が届くようになっています。

 

 現在においては、通常の誕生日にはハガキによる定期便で直近1年間の加入記録が通知されますが、一定の節目の年齢である35歳、45歳、59歳の人にはこれまで加入した年金の全ての記録が記載された通常とは異なる年金定期便が送付されることになります。

 

※被用者年金一元化以降の年金定期便は共済組合についての年金記録等も合わせて通知されています

 

 この定期便で通知された記録の中で漏れている記録や誤りである記録がある場合には将来の年金受給額に影響を及ぼすため、年金加入記録回答票による照会や実際に年金事務所において年金加入記録の確認を行なうことが重要となります。

 

 なお、年金定期便には基礎年金番号ではなく照会番号という番号が付番されていますが、基礎年金番号が分からない場合でも照会番号があれば基礎年金番号に基づく年金相談は可能です。

 

 また、年金番号が分からない場合でも個人番号(マイナンバー)が分かれば問題なく年金相談は出来ますので留意が必要です。